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装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端 : ウィキペディア日本語版 | 装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端[そうこうきへいぼとむず かくやくたるいたん]
『装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端』(そうこうきへいボトムズ かくやくたるいたん)は、テレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』の続編に当たるOVA。全5話。 == 概要 == テレビシリーズ『装甲騎兵ボトムズ』が終了した時点で、監督(本作では総監督)の高橋良輔は「最終回のラストシーン以後は作らない」といった主旨の発言をしていた。それでも続編という形での新作を望むファンや業界関係者の声は相当数あり〔LD-BOX『BEST COLLECTION』に収録された「証人喚問」にその一端が垣間見える。〕、それらの声に後押しされる形で製作されたのが本作である。しかし、実際に作品を見たファンからは抗議が殺到〔2006年2月12日、新宿ロフトプラスワンにて行われた「ボトムズ祭り」での高橋良輔の発言より。〕、特にヒロインのフィアナが死んでしまうストーリー展開にはスタッフ内部からも批判の声が上がったという〔LD最終巻のライナーに収録された高橋と今西の対談で、今西がラストに関して「なかなか猛烈な抗議が、一部のスタッフから出てますよ」と語っている。〕。高橋にとっても本作の製作は不本意なものであったらしく、自ら手がけたテレビシリーズのノベライズのあとがきでも「諸般の事情で製作に踏み切ってしまったのです」と記している。 オープニングアニメーションは原画を川元利浩が手掛け、塩山紀生がキャラクター、吉田徹がメカニックの作画監督を担当。スコープドッグの砲撃シーンでの機体の反動描写は今西隆志の指示により、陸上自衛隊の戦車による砲撃を収めた演習ビデオを参考に作画された。 本作の英題は製作スタジオ内で広く募集され、制作進行であった小原正和の発案による『THE DEFROST』が採用された〔装甲騎兵ボトムズ DVDメモリアルボックス封入冊子『ARMORED TROOPER VOTOMS ARCHIVES』231頁。〕。
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